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提供:神奈川県川崎市 MDS建築研究所・宮崎豊  / 掲載の記事、写真の無断転載を禁じます。
 
 

△トランジションの家のリビング△ (下記※)

「広いスペースが欲しい」と思っていても、現実には限られた敷地に限られた予算で床面積を抑えながら住宅を建てなければならない場合や、既存建築の限られた面積内でのリフォームを行う場合がほとんどのケースです。

しかし、だからと言ってあきらめることはありません。
同じ面積でも、狭く感じる家と広く感じる家があります。

さまざまな工夫によって、実際の面積よりも広く感じることができるのです。

■ 狭い、小さい、暗い、低い

問題点は一つではありません。狭さを感じることの原因としては、空間の奥行きはあってもそれに対する幅が狭いこと、部屋の面積自体が小さいこと、自然光が不足していて暗いこと、圧迫感を感じるほど天井高が低いこと、ドア枠の高さが低いことなど、沢山のことがあります。もちろん、日本の多くの土地区画が小さいことも根本的な問題のひとつです。

大草原の中の家は理想的ですが、現実にはほとんどの敷地が密集した住宅地の中あったり、隣家が隙間なく隣接しています。また、都市では隣の家が数年後に大きなアパートなどに建て替わることもよくあります。これらの問題点を複合的に解決することが設計の時点で必要です。

■ 広がりを感じるためには・・・

自由でのびのびとした感じはどのような場合に感じられるでしょうか。

例えば以下のようなことがあります。

・狭くても水平方向、あるいは垂直方向に視線が抜けて、次のスペースに届くこと。
・穏やかに自然の風が通り抜けたり、自然の光が十分に入り、それを自分の手で調節できること。
 (これにより開放感が生まれます。)
・坪庭や、植栽のあるバルコニーなどが室内の延長として見えること。(内部の外部への延長)
・壁で個室に仕切られるのでなく、プライバシーを守りながら良い人間関係を生むような空間のつながりがある。

このほかにもまだまだ沢山の解決方法があります。

それでは、写真を見ながら解決事例を紹介します。
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※ 「トランジション」とは「変遷」あるいは「移り変わること」を意味します。
映画のシーンが常に次のシーンへと移り変わって変化していくように、建築へのアプローチや、建築の中を人が移動するにつれて、次々と視覚空間体験が変化していくように設計しました。これをコンセプトとしましたので、「トランジションの家」と名付けました。

 
提供:神奈川県川崎市 MDS建築研究所・宮崎豊 / 掲載の記事、写真の無断転載を禁じます。
 
 
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